麺屋 AJITO 東海大学前駅の若者向けドロつけ麺
秦野市のラーメン店というのは、屋号こそ沢山あれど、実は市内の別の店のセカンドブランドだったとかそういったことが非常に多い。今回紹介する東海大学前駅の麺屋AJITOも、一駅隣の鶴巻温泉駅の駅前にあるめん屋弘法という店と同じ系列で、元はと言えば弘法に名前を変える前の二宮という店のセカンドブランドであったようだ。
元二宮、現弘法のラーメンの感想は、一言で言えば厚木以西味覚だなというものだが、濃厚ドロつけ麺をうたっているAJITOはいかがなものだろうと興味があったので、閉店間際にのれんをくぐった。何故閉店間際なのかというと、少々酒など飲み歩いていたから。酩酊しつつの感想なので、話半分でお読みいただきたい。
このラーメン店、AJITOと名が付いているだけあって、場所が分かりにくい。東海大学前駅の駅前通り側からはアクセスできず、一度餃子房ふーがの道に逸れて、最初の脇道に入らないといけない。通り沿いに大きな看板なども無いので、リピーターでも3回目くらいまでは迷うだろう。
店内は閉店間際でも若者がうじゃうじゃ。やはり飲み歩いた後なのか、テーブルを囲んで人生相談なんかをしている。液晶ディスプレイに、MTVのミュージックビデオか何かの映像が垂れ流されている。独特の空間だ。
店の売りであろう、魚介豚骨ドロつけ麺をオーダー。店内の人口の多さから結構時間がかかると思っていたのだが、割とあっさり出てきた。ミュージックビデオに気を取られていたから短時間に感じたのかもしれない。
麺は太麺だけれど、うどんっぽいというよりは(茹でて取り置いておいた)パスタみたいな感じ。スープとは自然に絡む。魚介豚骨のスープは確かに看板通りのドロドロだけれど、味の方ではあんまり印象に残らないかな。食べているうちにやはり弘法を思い出した。何か贔屓するにはひと味足りない感じか。まあ今度またシラフで食べにいってみよう。
ドロつけ麺(700円)プッシュのせいでついつけ麺を頼んでしまうけれど、ラーメンは580円でギリギリ学生街価格とも言えるので、東海大学前駅激安グルメ調査のためにいずれ試さなければならないかもしれない。
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