尾壱家 辻堂店

尾壱家醤油ラーメン グルメ
尾壱家醤油ラーメン

相模川より西側のカルチャーに毎回スポットを当てて紹介するサイト、厚木以西.net。今回の紹介はJR東海道線辻堂駅の南口にあるラーメン店、尾壱家。今回も相模川を超えてしまっている。ルール違反上等。

辻堂のラーメン屋と言えば、前回のルール違反で紹介した、湘南ご当地ラーメン城門ラーメンの洞洞神。同じ南口のラーメン屋といえども、尾壱家は湘南銀座商店街というテラスモールを除けば一番賑わっている(というよりは、他の商店街が…)商店街にあるので、前情報無しでやってきた人間にも見つけ易い店だろう。

神奈川県藤沢市辻堂1-3-9

店の見た目は、チェーン店っぽい看板のわりには少し入りにくい感を醸し出している。おそらく、近辺に新しい小綺麗なラーメン屋でも出来れば、そちらに流れていってしまう客もいるのではというくらいに。ちなみに尾壱家はこの辻堂店と馬車道店があるらしく、馬車道店は昨年3月にオープンした。比較的繁盛しているということなのだろうか。

尾壱家の見た目

尾壱家の見た目

店内に入ると、常連であろう先客がそこそこ入っていた。まあ、あまり周辺でラーメン屋の選択肢は無さそうだから、純粋にこの店の大ファンばかりというわけではないかもしれない。醤油ラーメン680円を頼んで、ランチタイム無料のライスをつける。
名前から分かる通り、このお店も壱六家をその先祖とした”壱系”ラーメンだ。しかし出てきたラーメンには、壱系の特徴であるうずらの卵は乗っていない。まあ、一目見て分かる通り、きっとスープはクリーミーと評される、まろやかなタイプだろう。

尾壱家醤油ラーメン

尾壱家醤油ラーメン

さて、お味の方は。やはりクリーミーであり、ポタージュ系と修飾せざるを得ない。個人的にはラーメンのスープをポタージュ系と表現するのはあまり好きではないのだが、口当たりがまろやかでレンゲが進みやすい感じは、やはりポタージュスープに喩えるのが適当なのかもしれない。壱系の中でも、毒の無いクリーミーだ。
以前紹介した厚木の壱七家もやはりクリーミーで飲みやすいスープであったが、この店の場合は家系の荒々しさが皆無で、おそらく海苔でライスを巻いて食べても、脂感の少なさから満足感が薄いに違いない。標準柔らかめな麺と、身切れの良いチャーシューでなおさら胃に流し込みやすい感じがある。これはこれで、たまに食べたくなっておかしくない味だ。

ただまあ、680円だと気軽には食べに来ないかもしれない。このお店も特定の日にちにラーメンがワンコイン500円になったりするので、キャンペーンだけ狙って食べにくると飽きもこずウマいかもしれない。でも、同じ魂胆の客が一杯で、絶対混みそうだけど(笑)。

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