長浜ラーメン博多山笠 東海大学前駅店

博多ラーメン グルメ
博多ラーメン

小田急小田原線の東海大学前駅。この駅に用事あって下りることが昔からよくあり、駅周辺で安く美味く食事を済ませられる候補を探し続けている。ラーメンであればなおよし。駅から少し外れた小林屋はなかなか便利であったのだが、消費税アップのタイミングから少し遅れて、ラーメンの価格が550円に値上がってしまった。550円でもだいぶ良心的であるとは思うのだが、どうも損を被った気分である。

AJITOの隣の新店 博多山笠

そんなわけで、小林屋に通う回数を気持ち減らして新店開拓にあてているのだが、東海大学前駅近くのドロつけ麺の店、AJITOの隣に、「長浜ラーメン博多山笠」という豚骨ラーメン店がオープンしていた。店の前に花なども置いてあり、行列もそこそこ出来ていたので、本当にオープン直後なのだろう。その味を確かめたくて、普段はあまり列ばない行列に列んでみた。

博多山笠 オープンしたて

博多山笠 オープンしたて

調べてみると、このお店は秦野市発祥で、秦野渋沢間の国道246号沿いに本店がある。本店は太い字体で店名をアピールするような装飾で、「ああ、あのお店か」と思い当たる程には、側を通りかかって気になっていた。支店を平塚に出しており、一応秦野近辺での有名店ということになるそうだ。前身の「孔明」という店の名前くらいは聞いたことがあるという方も多いかもしれない。
その有名店がAJITOの隣に出店、ということで、東海大学前駅でラーメン屋戦争が勃発する前触れなのかもしれない。ただ、後述するが、この2店は関連店ではないかという予想も個人的にしている。
まあ、それはともかく味についての感想を書こう。今回注文したのはオーソドックスな博多ラーメン650円。

博多ラーメン

博多ラーメン

麺は博多ラーメンらしい細麺で、もちろん麺の硬さが選べる。替玉は券売機にないばかりか店内どこにも記載がなかったのだが、普通に現金購入制らしく注文が飛び交っていた。チャーシューを筆頭として、具は寂しめ。博多ラーメンなのでそれは気にならないのだが、博多ラーメンを自称するにはコクがないスープで、どうも物足りない。
スープを口に含んだ瞬間の獣臭さは、本場の博多ラーメンを期待させるのであるが、そこからごっそりコクを取り除いた感じというか。したがって、食べ終えた後の印象は、ただ塩辛いだけのものを食べた後のそれに近い(カエシが塩辛いのかな?)。この感覚をどこかで味わったことがあると想像を働かせてみて思い浮かぶのは、隣にあるAJITOや、AJITOの関連店で現在は閉店してしまった鶴巻温泉駅前の弘法なのである。だから、関連店なのではという予想に行き着いたわけだ。店内に壁掛けテレビが据え付けてあるのも、AJITOの内装と同じであるし。

オープンしたてで店内も混乱していたようだし、今後もこの味のまま行くのかどうかは分からない。けれども、個人的評価はあまり高くない。山笠という名前に本場らしさを期待した分、落胆も大きめになってしまったかなぁ。

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