1つ前の投稿から分かるとおり、8月1日(土)の神奈川県花火大会5大会同時開催デーには小田原市の酒匂川花火大会に赴いていた。ということで、あつぎ鮎まつりの1日目花火大会は見ることが出来ず。1日目の花火ってどんな感じなの?と知りたい方は、昨年のレポート(屋台編・花火編)を参照して欲しい。
鮎まつり2日目に足を運ぶ価値はあるか?
さて、鮎まつりの方にも未練はあったので、2日間開催の2日目の方に参加してみることにした。ここで素朴な疑問。1日目の夜に目玉の花火大会を終えてしまうと、2日目にはやることがなくなってしまうのではないだろうか。神社の大きな祭などが2日間続く場合、初日を宵宮、2日目を本祭など呼び、初日の宵宮よりも本祭の方が盛り上がるようにするものだ。鮎まつりはこれが逆になっているのだが、2日目に人を集められる秘策はあるのか。
というわけで、2日目の本厚木の街を歩いて探ってみることにした。
中央公園・なかちょう大通り・あつぎ一番街以外は通常営業?
本厚木駅の周辺や南口方面を歩いてみて。昨年の鮎まつり1日目に見たような盛り上がりはなかった。それどころか当日がとてつもなく暑い日であったことで、普段の週末よりも人通りが少なくなっているような感すらあった。
フードバトル等の催しでは副会場となる厚木公園と市役所横の駐車場。それぞれ人っ気は確認できない。1日目の花火大会前であれば、場所取りや打ち上げ開始待ちの人がたむろしているのだが。
一方、メイン会場の厚木中央公園の本当に中まで入ると、当日がイベント日であると再確認できる。
露店などが出てお祭り感が漂っていたのが、駅出口を右折しアミューあつぎ前を通るなかちょう大通りと、駅前から真っすぐ北に伸びるあつぎ一番街。細いあつぎ一番街は勿論のこと、なかちょう大通りも16:00くらいまで歩行者天国になっており、この2本の道を経由して厚木中央公園のイベント会場に行って下さい(その他の駅西側などは無視して下さい)という「選択と集中」という言葉が思い浮かぶようなイベント態勢だった。1日目の花火大会前は街全体が盛り上がっていたので気付かなかったが、割とゾーニングがきっちりとしたイベントである。ある意味これが秘策か。
厚木中央公園のイベントと屋台
では、2日目の厚木中央公園のメイン客層は誰なのだろうか。公園西端のステージを見ると、終日ダンスイベントが行われている。ステージの前にはパイプ椅子席があり、立ち見をしているのが出演者のダンサー。観客の多くは出演者の関係者(父兄など)ではないかと思われた。
公園の最奥にあるステージ&観客席を中心として、入り口付近から屋台が並ぶ。2日目に厚木中央公園にやってくる人達は、このなんとなくの賑わいを楽しみにきた人々なのだとわかる。
本厚木ではジャズフェスやら大道芸フェスやら、本当にそれを見に行きたい人はニッチだろうと思われるようなイベントがよく行われている。でもそうしたイベントの客として、毎度よくわからないけれど賑わっているからやってくる、という参加者が少なからず見込めるのだろう。”本厚木のイベント”という枠組み自体のファンと言うべきか。
私もそう。イベントレポートは屋台の食べ物で締めよう。
1日目は花火の終了間際まで強気の値段設定の屋台が多いけれど、2日目は日が傾き始めた頃から処分価格で売っているお店が多い。傾向として、外国の方がやっているエスニック料理の屋台などは本当にギリギリまで正価でふんばっている。処分価格にして早く売り切りたいのって、日本人の国民性なのかも(笑)。
昨年レポートでも取り上げたが、厚木市内の地ビールメーカー3社がそろい踏みするイベントが鮎まつり。これは2日目でも同じ。
桃のビールは季節限定で瓶としても出回る。桃ビールと聞いて予想通りの味でないところが面白い。飲み口と沈殿物部分で2度違った桃の香りが楽しめる。
さがみビールは厚木産のかぼすビールも作っているけれど、桃も厚木産なのかな。
【神奈川地ビール】さがみビール かぼす 330ml |
サンクトガーレン。昨年夏は蔵開きイベントにも行ったけれど、そこでも見たことないレアラインナップで、白ぶどうエールというビールが出ていた。
サンクトガーレンのフルーツビールというと、湘南ゴールドが有名。
このビールを飲んでビール好きになりました☆日本一に輝いたフルーツビール!【あす楽対応】【… |
でも白ぶどうエールはこの湘南ゴールドのラインとも異なった、大人の味。飲み易さやバランスよりも実験精神を感じる。
コメント