『カミイチ』 小田原市の上府中公園を舞台としたクラフト市

池のほとりに店がずらり並ぶ イベント
池のほとりに店がずらり並ぶ

JR御殿場線の下曽我駅の西側に、市民球場である小田原球場を抱えた上府中公園というスポットがある。元々は小田原城址内にあった市民球場を移設してきたものらしく、元より他にこれといって施設等がない場所であったためか、のびのびとした土地の使い方をしている。

神奈川県小田原市東大友113

そんな上府中公園で、月に一回(毎月第4土曜日)のクラフトマーケット、『カミイチ』というものが開催されていることを知ったので、先月5月24日にちょっくら足を伸ばして楽しんできた。

『カミイチ』はまるで異国のバザール

上府中公園の入口の位置を迷いながらやっと探し当てると、いかにもクラフト市という雰囲気溢れる横断幕が迎えてくれた。

カミイチの垂れ幕が迎える

カミイチの垂れ幕が迎える

入り口から伸びる通りの両脇に出店者のテントが並ぶ。右手には通りに沿って細長い池があり、池の端にテントがずらりと並ぶ様子はさながら異国のバザールのようだ。

池のほとりに店がずらり並ぶ

池のほとりに店がずらり並ぶ

まるでバザールだ!

まるでバザールだ!

移動販売車によるフード販売もあり

バザール状の通りの最奥部には、フードの移動販売車が並んでいる。この仕組みは以前紹介した『大磯市』に似たものだけれど、やはり出店者も多くが大磯市にも出店していた店/個人であったようだ。そもそもこのイベントの存在も、大磯市関連の情報ソースから知ったというわけで。
大磯市にも出店していた、無化調ご当地素材ラーメン/まぜそばのモヒカンらーめんのワゴンも来ていた。消費税増税を挟んで以前より提供価格はアップしてしまっているけれど、それでも依然お得な価格に思えることは変わりない(まぜそば600円、ラーメン650円)。

モヒカンらーめんのまぜそば

モヒカンらーめんのまぜそば

まぜた結果

まぜた結果

無化調なのに物足りなく感じないのは、それぞれ一癖がある野菜の苦み、香りのついた油、それから写真にも写っている通り黒い焦しネギにゴマなど、それぞれが上手いバランスで味付けに使われているからだろう。化調のピリピリ感無しで野菜本来の苦みを楽しませようとする、映像でいうならディレクターズカット版のような体験。

公園に目を転じてみよう

折角なので、カミイチ部分以外でもこの公園の魅力を堪能させてもらおう。バザールの隣にある池では、水生植物が整然と茂っている。今月か来月のカミイチでは開花しているかもしれない。

上府中公園 池の植物がいい味

上府中公園 池の植物がいい味

噴水があって、子供たちがびしょ濡れになってはしゃいでいた。これからの季節には最適だ。

噴水と戯れる子供達

噴水と戯れる子供達

原っぱ部分にも大きなスペースが用意されている。全体的に公園の広さに対して利用者が少ないのではという気がしたけれど、その分本当にのびのびと使うことができそうだ。

原っぱもあってのびのび出来る

原っぱもあってのびのび出来る

今月のカミイチは6月28日(土)開催

カミイチは開催会によっては、元々球場があった小田原城址公園で”出張カミイチ”となるらしい。けれども基本的には上府中公園で行われると考えていれば良いだろう。6月の開催は6月28日(土)となるので、公式のFacebookで続々と発表される出店者をチェックして準備しよう。

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