かながわグルメフェスタ2017in厚木に行ってきた

グルメフェスタのゲート イベント
グルメフェスタのゲート

本厚木の厚木中央公園を中心会場として4月に行われるグルメイベント、かながわグルメフェスタ。端的に言うと2010年に本厚木で行われたB-1グランプリが街を挙げての大盛況だったので、似たようなイベントを続けてグルメの街のイメージを守ろうということで、出店者を神奈川県の店中心にしたフードバトルフェスである。そう、このサイトで昔取り上げたかながわフードバトルin厚木が名前を変えただけです。

グルメフェスタ以外もあるイベント日

といっても、7年も前の成功をそのまま引きずって同じ恩恵を得られ続けるわけではない。そこでグルメフェスタのイベント日には、同時開催でゆるキャラのお祭り「かなキャラ大集合!2017」を厚木中央公園の東側で、そして「あつぎスイーツランド2017」を厚木公園で行って、とにかくいろんな要素を詰め込んで賑やかなイベント日にしている。
2017年の開催日は4月22日(土)と4月23日(日)の2日間。天気のはっきりしない日だったけど、とりあえず1日目となる土曜日にイベントに行ってきたのでレポートをしよう。

厚木公園会場の様子

まず最初に赴いたのが、厚木公園で行われているあつぎスイーツランドだ。このあつぎスイーツランドは公園にスイーツのテントを出しつつ、中央のステージで場繫ぎ的に色々な出し物をするという感じのイベントであったはず。スイーツ好きの女子には嬉しい出店もあるのかもしれないが、どうしても厚木中央公園のフードバトルと比べると、添え物感がある。

厚木公園会場のあつぎスイーツランド

厚木公園会場のあつぎスイーツランド

スイーツランド会場に異変が?

スイーツランド会場に異変が?

と、思っていたら意外に多くの客が。しかも明らかにスイーツにふさわしくない男性客が多いのである。そしてステージの中央では、アイドルグループらしきものがMCをして、男性客がスイーツに目もくれず聞き入っているのである。
フードバトルだけでは飽き足らず、イベント日を盛り上げるためにゆるキャラを絡ませて、スイーツを絡ませて…と厚木市イベント企画者の多角経営っぷりに感心していたら、なんと今度は集客のためにアイドルまで絡めてきたのだ。このイベント日に対する全力投球っぷりが凄い。本厚木駅方向から歩いて来る際に、やけに今日は若い男性を集めているなぁと思っていたら、このイベント目当てだったのだ。ちなみに厚木公園ではほぼ一日中アイドルステージが続くようである。スイーツランド恐るべし。

厚木中央公園で。グルメとゆるキャラと

厚木中央公園は、先程も触れたとおり西側がフードバトル、東側がゆるキャラといったゾーニングが行われている。

公園外にテーブル席がある

公園外にテーブル席がある

グルメフェスタのゲート

グルメフェスタのゲート

西側。グルメフェスタのテントが並ぶ

西側。グルメフェスタのテントが並ぶ

東側は完全にゆるキャラとPRのテント

東側は完全にゆるキャラとPRのテント

ゆるキャラも時々西側に乱入してくる

ゆるキャラも時々西側に乱入してくる

ゆるキャラonステージ

ゆるキャラonステージ

西側の一番端っこにステージがあり、ゆるキャラが登壇するプログラムになると東側のゆるキャラゾーンからグルメフェスタの会場を通ってステージまでやってくる。あつぎ鮎まつりの際のフードテントは公園の周囲を取り囲むもの以外に中央にも配置されるが、このイベントの場合出店者が少ないので中央テントが無く、スペースに凄く余裕がある。各テントへの行列も最長で10分以内といったところ。B-1や鮎まつりと比べれば、わりとスッカスカのイベントである。
そんなスッカスカの会場を盛り上げるために、ステージに登壇したプロの芸人さんが奮闘していた。各出店者と出店グルメを関西弁で適度にいじって紹介してくれるので、食べてないグルメにも興味が湧く。こういうスッカスカのイベントに出演したときの鉄則というか、名前だけでも覚えて帰ってもらうために自身の名前を連呼していたのだが、惜しむらくはよく聞き取れなかった。”ラジオ磐梯”とかそんな風に言っていたので、福島出身の方なのかなと思って検索したのだが、イベントの公式告知等には名前が載っていないし、twitter検索等でイベント名で検索しても、出てくるのはアイドルステージの話題ばかりである。

この芸人さん(ラジオ磐梯さん?)の今日の仕事はもっと褒められてしかるべきである

この芸人さん(ラジオ磐梯さん?)の今日の仕事はもっと褒められてしかるべきである

食べたグルメの感想

前置き部分も長くなったが、折角のグルメフェスなので食べたグルメの感想である。神奈川限定グルメなので、出店者の顔ぶれは実は過去のイベントとあまり変わっていない。そこで過去記事の感想も参考にしてもらえると、網羅率も高いと思う。
で、今回は麺類を中心に攻めてみた。

黒てるてラーメン

神奈川県のそこら中のイベントに屋台を出店しているので、知名度は高いんじゃないかと思われる。黒てるてラーメン。前年度のゴールドグランプリ受賞ということで、今回投票は出来ない枠となっている。

1杯400円 黒てるてラーメン

1杯400円 黒てるてラーメン

元々相模原の店で、相模原市の小栗判官伝説で出てくる照手姫から名前を取っているのだろう。黒いマー油が乗った豚骨の細麺ということで、まあつまりは熊本ラーメンに近いんじゃないかと思う。

黒マー油入りの豚骨ラーメン

黒マー油入りの豚骨ラーメン

神奈川っぽいグルメを他が出している中で、普通に熊本風のラーメンを出しているのがずるいっちゃずるい。その神奈川っぽさを出すためのひねりが無い分、普通に美味しいので前年度ゴールドグランプリも納得。
お店は”本気うま亭”という名前で、相模原市以外に厚木市と秦野市に支店がある模様。

津久井でわっしょいラーメン

同じ相模原市でも、こちらは津久井のラーメン。

津久井でわっしょいラーメンのテント

津久井でわっしょいラーメンのテント

地場産PRののぼり

地場産PRののぼり

こちらは津久井の産品で何かグルメが出来ないかという出発点から始まっているのだろう。せき製麺というのは主にうどんを作っている製麺所らしい。

津久井でわっしょいラーメン

津久井でわっしょいラーメン

地場産タマネギが上に乗っているのが、近隣の八王子ラーメンっぽい。ただスープはちょっと和風っぽさもある。感想は…凄く印象には残らないという感じかな。地場産三本柱の一つとうたわれている青ネギが、あまり存在感を出せていない。まあ肉は、黒てるてラーメンのものよりは美味かった。

レンブラントホテル厚木 焼きナポリタン

焼きナポリタンというのは、ナポリタンのケチャップ部分を絡める際に鍋で炒めながら絡める、とかそんな感じではないかと思う。鍋振ってたし。もっと焼き色がついた、焼きカレーみたいなグルメを想像していたのだけれども、見た目は普通のナポリタン。

縁日焼きそばのような容器とホテルの紹介パンフレットがミスマッチである

縁日焼きそばのような容器とホテルの紹介パンフレットがミスマッチである

焼きナポリタンの見た目

焼きナポリタンの見た目

まず、たまたまなのかもしれないけれどもナポリタンの中で肉類にお目にかかれなかった。したがって味のアクセントはなし。味付けは濃すぎず上品な感じがあるのだが、結構バターかクリームかの油分が主張して、麺が太目であるのも相まってもたれる。あと、やはり”焼き”の部分がもうちょっと欲しかったかも。

厚木の鮎 唐揚げ

厚木カラアゲというグルメが出品されているけれども、そちらではない。これは唯一麺類ではないけれども、厚木と言ったら鮎かなという理由で選んだ。

鮎の唐揚げ300円

鮎の唐揚げ300円

毎年厚木の鮎は塩焼き500円が出品されていて、食べたいけれども500円はどうかな…と眺めるだけだった。今回も塩焼き500円は出ていて、その隣に唐揚げ300円が出ていた。これならハズレを引いても悔しくない!ということで買ってみたのだ。
揚げたてではなかったけれども、ちゃんと鮎の香りがするので、一応の当たりということなのかもしれない。これなら次回は塩焼きを頼んでも後悔しないのではないかと思う。待っていろ鮎まつり。

ちなみに投票は、今回はパスということに。グランプリが殿堂入りしていっちゃうので、投票先がどんどんなくなる大会である。

サンクトガーレンのビールも出てました

このグルメフェスタ恒例の、会場外で売っている厚木市地ビール会社サンクトガーレン。

ルリエ本厚木前のブース

ルリエ本厚木前のブース

厚木中央公園を出て東側に進んだ、ルリエ本厚木というビルの前に居る。前情報を仕入れずに行ったけれども、ココに居るんじゃないかな?という所に確実に居るから素晴らしい(笑)。鮎まつりの時には厚木市の地ビールメーカー3社のブースがそろい踏みするのだけれども、グルメフェスタは1社だけで少し寂しい。

サンクトガーレン生と厚木中央公園

サンクトガーレン生と厚木中央公園

来年あたりスイーツランドがアイドルランドに改称していても驚かない。それだけ意外な集客力&SNS拡散力。

(追記)
ラジバンダリさんと言うらしい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました