第7回かながわフードバトル in あつぎなど 行ってきた!

フードバトルのゲート イベント
フードバトルのゲート

アミューあつぎのオープン合わせで行われた本厚木の3つのイベント。第7回と根付いたイベントになっているかながわフードバトルに、ゆるキャラのお祭り、かなキャラ大集合、そして今回初開催となったスイーツランド。別会場にて同時開催されていたこれらのイベントに行ってきたので、早速リポートしよう。

第7回かながわフードバトル in あつぎ

厚木中央公園で行われたこのイベント。10:00の開場直後に行くとさすがに混み合っておらず、ゆうゆうと楽しむことができた。

フードバトルのゲート

フードバトルのゲート

午前中の会場はガラガラ

午前中の会場はガラガラ

イベントの主旨としては、B-1グランプリの神奈川県版ということで、投票方法などもB-1グランプリに準じている(割り箸の投票制)。

フードバトル投票所

フードバトル投票所

B-1グランプリと異なり、各地の精鋭グルメというわけではなく、中には飲み屋で提供しているただの1品のようなものもB級グルメとして出店されているような気がする。神奈川県代表B級グルメを決めるのだから、出店物平均はそれより劣るC級グルメだったとしても何ら不思議は無いということなのか。
以下、少し気になったグルメの紹介を。

厚木シロコロ・ホルモン

厚木のグルメと言えばこれ。おそらく厚木の外からイベントに参加した人は必ず食べるのではないかと思われる。プラ容器のキャベツの上に乗って400円で提供されていた。

厚木シロコロ・ホルモン

厚木シロコロ・ホルモン

シロコロについてはまがい物も多く出回っているので、こういったイベントでグランプリ評価のベースとなったものを食べられるというのは、よその人にとっては貴重なことだろう。でもたまたまであったのか、キャベツに変な臭みが乗っていた。印象悪くなってしまうかも(笑)。
また、一緒にもらった厚木シロコロせんべいが湿気ているのではないかというくらい噛み切りにくく、食べにくかった。殿堂入りグルメなので関係ないけれど、投票制だったら逆効果になるんじゃないか。

海老名のヘルシーつくね

過去のフードバトルで100円の給食あげパンがグランプリを取ったこともあり、回転率が高く手を出し易い価格のものを出店すると良い順位になるという、B-1にも通じるテクニックが知られてきたと思う。
海老名のヘルシーつくねはタレと塩が選べるようで、今回はタレでいただいた。

えび〜にゃを前面に

えび〜にゃを前面に

100円にしては良かったけれど、B級グルメ力が低いかも。そんな感想。

牛すじ湘南焼きそば

あえて言うならこれが今回の一番の当たりグルメだったかもしれない。

列は短めだったけれど

列は短めだったけれど

牛すじ湘南焼きそば

牛すじ湘南焼きそば

価格が300円と他の焼きそばより安価であるのに、具に牛の味がしっかりとする牛すじ、もやしが入っており、焼きそばの上には水菜としらすと魚粉が乗っている。水菜や魚粉などコストは知れたものだと思うけれど、見た目的に手の掛けられたものというイメージがついて、お得感が高く感じられる。味についても面白いと思う。ただ、塩辛くてコクの無い味だとは思うので、全国区になるかというと厳しいかも。塩辛いので、藤沢市の店ながら名誉厚木以西味覚ということにしておこう。あとはB-1の殿堂入り焼きそばのように、麺に特徴を出せば化けるかも。

旨塩つくねロール

鉄板の上で焼き上げたつくねをトルティーヤ生地で巻いて、さらに鉄板で焦げ目をつける。そしてその上からダイストマトとマヨネーズをたっぷりかけるという面白いグルメ。

旨塩つくねロール

旨塩つくねロール

ただしプラ容器に入れるとぐっちゃり

ただしプラ容器に入れるとぐっちゃり

見た目も鮮やかで良いのだが、プラ容器に入れて蓋を閉じて提供されると上のソースがべっちゃりしてしまう。
つくねとトルティーヤの組み合わせの意外性と、それを鉄板で焼くという意外性、さらに攻めるトマトとマヨネーズが面白い。ただし、トマトソースがただのダイストマトだということが惜しい。つくねの奥ゆかしき味わいと、トルティーヤ生地とダイストマトの塩味の薄さが組み合わさって微妙になっているような気がする。したがって、薄味のトルティーヤ生地を濃味のつくねとソースで挟み込むような形のグルメにした方が面白いのではないかと思う。

以上、気になったものや風潮を紹介した。明日フードバトルに行く人用に間に合ったかな。

(ちなみに追記すると、結果は1位(金賞)が「湘南名物茅ヶ崎メンチ」、2位(銀賞)が「備長炭焼厚木チーズつくね」、3位(銅賞)が「三崎港まぐろトロちまき」となった。1日目が終わった中間順位では1位がヘルシーつくねだったのだけれど、最終的には4位(特別賞)に落ちている。客層が変わったのか、上位組が作戦を変えたのか)

かなキャラ大集合2014

厚木中央公園の正面にある市役所駐車場では、神奈川県中のゆるキャラの集まる祭典が行われていた。

かなキャラ会場

かなキャラ会場

かなキャラを紹介する掲示板

かなキャラを紹介する掲示板

まずオープニングでは参加したゆるキャラが登壇して紹介される。ちなみにあゆコロちゃんはアミューのオープニングイベントに出演していたので不在だった。

かなキャラのステージ

かなキャラのステージ

イベントの内容としては、それぞれのゆるキャラが物品販売ブースをもっているけれど、ブースの中に引きこもっているのでなく、ブースの間を思い思いに練り歩く。そんなキャラの自由な行動をステージ上から実況するという形で、ゆるキャラフェスとはこういうものなのかと勉強になった。
特にゆるキャラ同士が鉢合わせて絡んだりすると、その組み合わせを写真に収めようとその場所に沢山の人だかりができる。キャラ同士は自由に歩いているだけなのに、ちゃんとイベントに山場となるハプニングができるようになっている。
そんなこともあってかなキャラ大集合でありながら、別の県のキャラクターもゲストとして招聘しているのだろう。「普段あり得ない組み合わせを写真に収める」ここまでがこういうイベントの提供するエンタテインメントなのだ。

あつぎスイーツランド2014

最後に、厚木公園という少し離れた公園で行われていたイベント。基本的にはフードフェスなのだが、スイーツを日光から守るためか、モンゴルのゲルのようなテントが印象的だった。

スイーツランドのゲート

スイーツランドのゲート

スイーツランドのステージ

スイーツランドのステージ

スイーツランドのテント

スイーツランドのテント

このゲル状のテントのおかげで、出店者が何を提供しているのかは見えにくい。テントの外に試食を持ち出して呼び込みを行っている出店者もいたが、そういう売り方が正解なんじゃないかと思う(フードバトルとは異なるだろう)。
スイーツランドというくらいだから、このゲル状テントという取扱商品上の制約を上手く利用して、イベント会場全体がテーマパークのようなイメージを打ち出していくのが良いように思える。

3つのイベント会場とアミューの距離感

3つのイベントの会場とアミューには比較的距離があったのだが、これはアミューを含めてあえて複数会場にすることで客が街中を移動するように仕向けているのだろう。ちょうど厚木B-1グランプリのときにそうであったように。
B-1グランプリの際には、この移動する客を呼び込もうと街中に勝手露店や呼び込みが乱立し、結果イベント参加者だけでない街全体への波及効果があった。今回のイベントでも勝手露店はいくつか立っていたが、やはり比べてしまうとB-1の盛り上がりには全然足りない。効果は限定的だったことだろう。
ある意味で、B-1のような盛り上がりは今後絶対に無いということが分かってしまったイベントでもあった。あとは本厚木自体が体力をつけて、人を呼び込めるコンテンツにならないといけないだろう。

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