厚木近辺小田原線沿いでの二郎系ラーメンのチェーンと言えば、ぎょうてん屋。このエリアの主要駅に数店舗あるので、全国区のチェーンなのかと思ってしまうが、そうでもないらしい。厚木の本店(ぎょうてんらーめん)を中心に、東名厚木店、海老名店、町田店、伊勢原店がある。ちなみに厚木本店の場所はこちら。
まあ、駅徒歩圏ではない。というわけで、ぎょうてん屋で食べたくなったら大抵憎き海老名駅まで出て食べる。
海老名駅のぎょうてん屋は、小田急線からも見える駅近にある。ビナウォークの方に行かずに線路沿いを少し歩くと、黄色い目立つ看板があるのですぐわかる。
ちなみにいつ行っても結構混んでいるような気がする。二郎系は人の本能に手招きをするのだろうね。海老名駅止まりの電車で待ち時間が出来た時など、つい吸い込まれてしまうもの(笑)
ぎょうてん屋は本来、家系のラーメンを出していた。それが二郎ブームに乗っかって、二郎系ラーメンを出すように。そんなぎょうてん屋の名前をとって「ぎ郎」と揶揄されていたら、本当にメニュー名が「ぎ郎」になってしまった。それが今では看板メニューだというから、なんとも。
海老名店では、比較的年齢の高い、おっちゃんと呼んで差し支えないであろう店員が調理をしていた。言葉遣いは荒め。出てきた「ぎ郎」並野菜増し750円はこんな感じ。
カメラのレンズが曇ってしまうほど、野菜がアツアツだ。伊勢原店や町田店では無かったことなので、海老名店の特徴なのだろうか。とにかくこの野菜のおかげで食べにくくはなるが、料理としては変化があって面白い。濃いめ醤油ベースのスープにあつあつのもやしをひたして食べるだけで、ビールも進んでしまいそうだ。
スープの味は、刺すような濃い醤油感がある。厚木以西の味覚に比べれば、まだまだだけど。肉、麺についてはオーソドックスな二郎系かもしれない。やっぱりアツアツの野菜がポイントだね。
ぎょうてん屋はメニューの数が多いというのもポイントなのだけど、同じ時間に店内にいた人は9割ぎ郎を注文していた。二郎系メニューのある店は、大体こんな感じで、少数の数寄者(ラーメンブロガーとも言う)だけが他のメニューを頼むものなのかもしれないね。
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