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小田原城馬上弓くらべ大会&出張カミイチのレポ!

先週末3月4日(日)に、小田原城址公園二の丸広場を会場として小田原城馬上弓くらべ大会が行われた。このイベントは戦国時代に小田原を本拠としていた後北条氏5代のうち、北条早雲に次いで2番目くらいにファンが多いと思われる北条氏康が小田原城下に猛者を集めて武芸を披露させたという設定のもと行われる流鏑馬の大会である。後北条氏の事績に具体的に流鏑馬の故事がなくても、それっぽいならイベントにしてしまえば良いという精神はいっそ清々しいが、よく知られた故事にちなんだとしてもたとえば遠くの山に一夜で城を建てるコンテストとかよりは断然実現難易度も低いわけだし、至極真っ当な判断であろう(かなり見てみたいけど)。

馬上弓くらべ大会の様子

この馬上弓くらべ大会、朝10:00に開会セレモニーが始まり15:50に閉会式という午前午後にわたるイベントである。かつては2日制でやっていたらしいが、現在では大会の予選から本戦まで圧縮して1日でやるようだ。流鏑馬の腕に応じてA〜D、そして子供クラスのクラス分けがあり、それぞれで優勝者を決める。朝一で行われるのはAクラスの予選で、そこからB、子供、C、Dクラスの本戦が続きトリにAクラスの本戦がある。

会場は小田原城二の丸広場

会場は小田原城二の丸広場

比較的短い間隔で馬が出走する

比較的短い間隔で馬が出走する

傍らで待機中のどっしりとした馬。流鏑馬スクールって存在するのか。

傍らで待機中のどっしりとした馬。流鏑馬スクールって存在するのか。

馬の足がモフモフしていて可愛い

馬の足がモフモフしていて可愛い

こういった小規模な大会のものでも、流鏑馬は見ていて非常に絵面が美しい。的の横を疾風のように駆け抜けたと思うと、いつの間にか的は射られてまっ二つに割れている。全速力で走る馬の上から射られた矢の絶対速度がどれほどになるのか分からないが、とにかく戦場で騎馬隊に出会ったら恐ろしいということは判った。火縄銃を使って、馬にひるんでもらうしか対策は無いだろう。

同時開催の出張カミイチ

さて、午前午後にわたる馬上弓くらべ大会であるが、流鏑馬のトップ中のトップであるAクラス競技者の腕前を見たいのであれば、朝一とトリの間の競技は見なくても良いため観客によっては中抜けで暇になってしまう。そこで、流鏑馬の馬がダッシュしているすぐ横では別のイベントも同時開催されていた。それが小田原市で毎月定期的に行われているクラフトイベントの特別開催回、出張カミイチである。

城の堀を渡るとなにやら横断幕が見える

城の堀を渡るとなにやら横断幕が見える

上府中公園でいつも見ているヤツ!

上府中公園でいつも見ているヤツ!

出張カミイチ 会場の様子

出張カミイチ 会場の様子

カミイチは月例イベントとして毎月第4土曜日に開催されている。会場は小田原球場の傍らにある上府中公園。通常開催回のレポートはこちらに。

『カミイチ』 小田原市の上府中公園を舞台としたクラフト市

このカミイチはクラフトの出店者が集まるイベントであるとともに、フード方面でもパン屋とか珈琲屋とか移動販売車とかの出店が多い。丁度馬上弓くらべ大会を見にやってきた観光客の胃袋を、大いに誘惑したことだろう。もちろん私の胃袋も、大いに誘惑された!

出張カミイチで出会ったフードとコーヒー

会場の外側をぐるりと取り囲むように配置されていた移動販売車は、普段のカミイチでお馴染みの店があり、また今回初めて見るような店もあった。

フードとスイーツ

まさに屋台のラーメン屋。屋台ブラック

まさに屋台のラーメン屋。屋台ブラック

屋台ブラックは初めて見たのだが、実は屋台だけでなく実店舗が下曽我にあるとのことだ。小田原系とも少し違うのだろうか。1杯500円のわりにしっかりとラーメンしていた。

Natural Mystic

Natural Mystic

バナナカレーを売りにしているNatural Mystic。ただ今回はバナナでなく、西京味噌とカシューナッツペーストを隠し味に用いたミスティックカレーソース使用の料理を販売していた。

チキントルティーヤ

チキントルティーヤ

ミスティックカレーソースは個性があってとても面白い味だと思う。ただ西京味噌の和風感が一番目立つので、ミスティックという横文字系の命名はしっくり来ないかも。

和菓子司 清月

和菓子司 清月

小田原市の久野、つまり足柄駅から足柄駅に乗り換える途中にある和菓子店である(その表現はどうなのよ)。天どらというのはシンプルにどら焼きを天ぷらにしたもの。

天どら食べてみました

天どら食べてみました

天ぷらのタネとなったどら焼き自体が甘さ控えめで落ち着いた味。どら焼きの中心部が冷たい、と思ったらそこにはバターが隠れていた。凝った作りでとにかく面白いけれども、1個食べたら充分満足してしまうかもしれない。注文の都度揚げてくれるのはグッド。

コーヒーを探求する

出張カミイチには沢山の珈琲屋が移動販売車なりブースなりで出店していた。それぞれにこだわりの豆をこだわりの焙煎で提供している模様。

自家焙煎珈琲工房 唐良里

自家焙煎珈琲工房 唐良里

この店名は”からり”と読むらしい。店主ご夫妻の出身地をくっつけて作った造語であるそう。三島の方に実店舗がある。

唐良里ホットコーヒー

唐良里ホットコーヒー

ノボリに書いてある”オーダーメード”とは、客の好みの焙煎にしてくれるということらしい。

THE MOBILE COFFEE STAND

THE MOBILE COFFEE STAND

THE MOBILE COFFEE STANDは最近いくつかのイベントで名前を聞くようになった。豆はコーヒーロースト海老名のものを使っているらしい。

THE MOBILE COFFEE STANDのホットコーヒー

THE MOBILE COFFEE STANDのホットコーヒー

海老名からはるばる小田原まで出店している。行動半径が広い。

カフェみ・ほっぺ

カフェみ・ほっぺ

エチオピアの野生のコーヒーというキャッチフレーズで、ブースでコーヒーを販売していた。

カフェみ・ほっぺの超浅煎りコーヒー

カフェみ・ほっぺの超浅煎りコーヒー

超浅煎りのコーヒーとして売られていたのは、ほとんど焦がされていない豆のコーヒー。味はお茶漬けに入れるおかきに近い感じがする。ただコーヒー豆の個性は後味で主張してくるし、液体にとろとろ感があって面白い。ポピュラーな黒い液色のコーヒーを置き換える飲み物ではないと思うので、これはこれで合うお茶請けを考えなければならない。

梅は残念ながら満開と言える程咲いてはいなかった。流鏑馬にクラフトマーケットに満開の梅なんて、欲張りの要求はお天道様に聞き届けられないものです。

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