秦野市東部、国道246号線が通る北側の地域と、小田急小田原線が通る南側の地域を分け隔てるように存在するのが、弘法山・権現山・浅間山の3山からなる、弘法山公園である。
最高点は権現山の243.5mと、登山とも言えないハイキングのレベルの小山であるけれども、それが幸いして高齢者の登山者も多く、市のイベントなどの会場ともなり易いようだ。
オールシーズンで登山者が絶えない弘法山公園だが、最も華やかな装いになるのは、桜が開花する季節。登山道から山頂から階段沿いから、とにかく至る所に桜の樹が植えられており、その数は2000本。弘法山公園のハイキングにトライすれば、飽きる程の桜が見られるのだ。
まあ、御託を並べてもその素晴らしさは伝わるまい。実際に会場に行って撮ってきた桜の写真でも見てもらおう。
展望台からの眺めはオールシーズンで最高だ。標高は低いが、裾野に広がる秦野盆地に遠く大磯丘陵、相模湾、江ノ島、房総半島と見える(天気がよければ)。さらに東の方角を見ると、伊豆半島や富士山を見る事も出来る(天気がよければ)。
そして、その絶景が見渡せるポイントにも桜がいっぱい植えられている。写真好きではなくても、この取り合わせについカメラを構えてしまうだろう。
秦野桜まつりの会場にもなる弘法山
秦野市は桜の季節に、2会場で桜まつりを行う。2014年の開催要項は以下の通り。
中央運動公園会場
- 開催日時
- 4月5日(土)・4月6日(日) 10:00〜18:00
- 開催場所
-
秦野市中央運動公園
秦野駅北口よりバス高砂車庫行・渋沢駅北口行 「運動公園前」下車
秦野市中央運動公園
弘法山公園会場
- 開催日時
- 4月5日(土)・4月6日(日) 10:00〜18:00
- 開催場所
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弘法山公園
このようになっている。桜まつりが終わっても、弘法山の桜のライトアップ期間(3月28日〜4月13日)に行けば、幻想的な光景に出会えるかもしれない。
弘法山公園は、以外と知られてはいない観桜の穴場。
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