鶴巻温泉 弘法の里湯

弘法の里湯 温泉
弘法の里湯

手打ち蕎麦信玄の紹介で言及した鶴巻温泉駅。蕎麦を食べにいくついでにか、あるいは大山登山のついでにかで、駅名にその存在が示唆される、鶴巻温泉とやらに浸かりたくなってしまったとしよう。

鶴巻温泉駅前には、温泉旅館が3軒ある。温泉付きの旅館はそれなりにお高い値段で、また宿泊の最低人数が存在したりと気軽な利用はできない。
そこで、公営入浴施設の弘法の里湯だ。この施設では、朝10:00から夜21:00までの間にいつでも入浴をすることができる。温泉は循環式で加温されたものだが、そもそもの源泉の温度が30度以下と低温なので致し方ない。むしろ、日帰り入浴施設の中では浴槽も広く本格的。何しろ、潰れた旅館の再利用らしいので、もったいつけた前庭の広さなど、建物・設備の総合的な雰囲気は抜群だ。

前庭が長い

前庭が長い

場所は鶴巻温泉駅徒歩すぐ。

秦野市鶴巻 3-4-5

弘法の里湯には内風呂と露天風呂があり、それぞれ源泉を異にする。内風呂がアルカリ性泉、露天風呂が中性泉だ。実は鶴巻温泉はカルシウムイオン含有量が日本一という売り文句付きの温泉なのだが、内風呂の方の源泉がそれに該当する。ただし実際に浸かってみるとわかるが、消毒用の塩素の臭いが強く、温度も40度以下になっていることが多いので、効果はどうにも実感できない。長く浸かりすぎていると、僅かに肌の表面がベタベタになるという変化がある。でも、それがどう健康や美容に良いのかは不明だ(笑)

地元の方の利用が多いからか(秦野市民は200円引きだそう)、あるいは登山帰りでの利用者が多いからなのか、広々とした浴槽なのに、なかなか居場所を見つけるのが難しい。露天風呂の方は狭いので、なおさら混み合っている。二種類の源泉を楽しみにやってきて、内風呂にしか入れなかったというような事態も起こりうる。そのために貸し切り風呂が用意されているのかな。

利用料金は2時間で1000円(休日)と、いっぱしの都会料金だ。ただ、現在夏休み中(7月〜8月)の18:00〜の利用という条件つきで、200円安くなるキャンペーンを実施している。キャンペーン込みで休日800円、平日600円。わざわざ厚木以西まで客を呼び込むには、ちょっと弱いような気がするのだけれど。

弘法の里湯

弘法の里湯

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